加賀漆 ichi は、建築拭き漆技法を使っています。
いわゆる漆器が ”漆の上澄み部分”を使うのに対し、建築拭き漆は、”生漆”を使います。
塗り方にも違いが有り、漆器は木地を丁寧に磨き、塗る漆も磨きながら何層も塗り重ねる、いわゆる溜塗りです。したがって木地の表情は残らず、表面はツルツル、ピカピカしています。
それに比べ、建築用は簡易な塗り方で、通常5~7,8回程度しか塗りません。また漆を1回塗るごとに拭き取りますので木地の表情も表れ、素材の味を活かした仕上がりとなります。
加賀漆 ichi は、短い納期で低コストが可能です。