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一級建築士、野尻順滋の設計事務所

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【 地元の人たちにも受け入れられ、変わりつつある滝ケ原 】

2016.10.03 雑記

「まさかオウムのようにならんやろね。」

この春先、古民家改修工事監理中にご近所の人から、「ここ、何になるんや?」と聞かれ、
いろいろとご説明を差し上げたが、すぐにはご理解も難しく、帰り際に言われた言葉。

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あれから未だ半年。

Takigahara Farm も徐々に地元の人たちに受け入れられてきたようで、
先日開かれたイベント、Takigahara Festival では駐車場整備のご協力を頂き、

そして、そこで地元の人たちから聞いた言葉が、
「いまにここが滝ケ原の中心になる!」

■駐車場整備に協力されている地元の方々
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オープニングにはもちろんのこと、
・ その後のイベントにも地元の人たちにお声掛けをし、
・ また住民票を移し地元行事にも積極的に参加し、地元の人たちとの交わりを深めてきた若者たち、
・ そしてそこで繰り広げられる中身のある事業内容、
そう言ったことが評価されてきたのであろう。

■オープニング(吹抜けより見下ろす)
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■オープニング(地元の人たちも大勢参加)
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■フェスティバルで地元住民の方々も車座になって
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■地元食材を使って腕を振るう東京からのシェフたち
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■手作り石窯前で、屋外ピザパーティ-
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■尺八と書
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■上出長右衛門窯
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■地酒
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■地元食材の数々
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また、福井県に住まわれているKさん、
「近々、滝ケ原に住まいを移します。」と。

彼は古民家古材を集められており、手先も器用で今回も滝ケ原石で石窯を製作。
苔の里・叡智の杜、「WISDOM HOUSE」の改修設計させて頂いた時も、
この「TAKIGAHARA HOUSE」の改修設計をさせて頂いた時も、大変お世話になった方。

また、加賀雁皮紙を製作されている方も、この滝ケ原町に移って来られるという話もあるとのこと。

■ピザ焼きのお手伝いをされているKさん、近々滝ケ原に移住予定
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石切り場のある滝ケ原町に惹かれ、古民家を改修し、「農業」と「Craft」を中心に、
都市と地方、世界と地方を新たな価値観で繫げようとされているオーナーの「本気度」で、
ここ滝ケ原がまさに変わりつつあることを実感しています。