「まさかオウムのようにならんやろね。」
この春先、古民家改修工事監理中にご近所の人から、「ここ、何になるんや?」と聞かれ、
いろいろとご説明を差し上げたが、すぐにはご理解も難しく、帰り際に言われた言葉。
あれから未だ半年。
Takigahara Farm も徐々に地元の人たちに受け入れられてきたようで、
先日開かれたイベント、Takigahara Festival では駐車場整備のご協力を頂き、
そして、そこで地元の人たちから聞いた言葉が、
「いまにここが滝ケ原の中心になる!」
■駐車場整備に協力されている地元の方々
オープニングにはもちろんのこと、
・ その後のイベントにも地元の人たちにお声掛けをし、
・ また住民票を移し地元行事にも積極的に参加し、地元の人たちとの交わりを深めてきた若者たち、
・ そしてそこで繰り広げられる中身のある事業内容、
そう言ったことが評価されてきたのであろう。
■オープニング(吹抜けより見下ろす)
■オープニング(地元の人たちも大勢参加)
■フェスティバルで地元住民の方々も車座になって
■地元食材を使って腕を振るう東京からのシェフたち
■手作り石窯前で、屋外ピザパーティ-
■尺八と書
■上出長右衛門窯
■地酒
■地元食材の数々
また、福井県に住まわれているKさん、
「近々、滝ケ原に住まいを移します。」と。
彼は古民家古材を集められており、手先も器用で今回も滝ケ原石で石窯を製作。
苔の里・叡智の杜、「WISDOM HOUSE」の改修設計させて頂いた時も、
この「TAKIGAHARA HOUSE」の改修設計をさせて頂いた時も、大変お世話になった方。
また、加賀雁皮紙を製作されている方も、この滝ケ原町に移って来られるという話もあるとのこと。
■ピザ焼きのお手伝いをされているKさん、近々滝ケ原に移住予定
石切り場のある滝ケ原町に惹かれ、古民家を改修し、「農業」と「Craft」を中心に、
都市と地方、世界と地方を新たな価値観で繫げようとされているオーナーの「本気度」で、
ここ滝ケ原がまさに変わりつつあることを実感しています。